munの暮らし

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【場面緘黙】克服するために実践した5つのこと【経験者】

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場面緘黙という言葉を知って自分のことだと思った

話せるようになりたいけどどうしたらいいのか分からない

経験者の克服した話を聞いてみたい

 

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そんな悩みを持つ人へ記事を書いています

 

わたしも小学生から大学生頃まで場面緘黙をもつ子どもでした。

大人になり場面緘黙は克服しましたが、今でも対人交流には悩むことが多く、思考錯誤しながら日々生活しています。

 

これまで実際に私が実践してきたことについて

5つの行動をまとめてみました。

 

目次

 

よろしければ最後まで読んでみてください。

 

場面緘黙の克服に向けた5つの実践

 

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好きなことや得意なことを見つける

 

場面緘黙の子どもは特定の場所では話すことができません。

「家では話せるけど、学校では話せない。」というケースが多いようです。

学校で過ごす時間が、緘黙を持つ子にとっては辛く苦しい気持ちで過ごすことになってしまいます。

 

ですから学校で過ごす時間(辛いと思う時間)以外を有効に使って欲しいのです。

自分が「楽しいな」「充実してるな」と思える時間や空間を見つけて欲しいなと思います。

(学校の時間をないがしろにする訳ではなく、あくまで対処療法として)

 

たとえば、お絵かき、ゲーム、読書、音楽鑑賞、運動、スポーツ観戦など。

それをすることによって気分転換になる(現実の世界から離れられる)のであれば、いいのではないでしょうか。

 

実際にわたしも、絵を描くことやアイドルの応援をすることが気分転換となっていました。

学校から帰宅した後や週末は好きなことに時間を使うことで、嫌な気持ちを忘れて、その時だけは楽しい気持ちに浸ることができました。

 

そうして楽しく過ごした時間や経験が、日々の活力になりますし、自分の財産になります。辛いことがあっても乗り越えられると思います。

 

身なりを整える

 

話をするとき人の目が気になってしまい上手く話せないですよね。

身なりを整えることで自分の自信に繋がり、人と話をするときにも役に立つのではないかと思います。

 

たとえば

✓清潔感を保つ

髪の毛にブラシを通す。制服のシワを伸ばす。など

✓お化粧をしてみる

学生さんなら色つきのリップクリーム等がいいですよね。

✓髪型を変えてみる

いつもと違うヘアアレンジをしてみる。

✓お洒落をする

いつもと違う色や形の私服に挑戦してみる。

 

ただし場面緘黙の人は「人から注目されることに恐怖」を感じる人が多いと思います。

いつもと違う行動を取ることは勇気のいることかと思いますので自分ができる範囲で。

周りから気づかれなかったとしても自分の気持ちが前向きになればいいと思います。

 

それでもどうしても難しいときは「清潔感を保つ」ことを意識するだけでもいいと思います。

 

笑顔の練習をする

 

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場面緘黙があると人前で話せないだけではなく動くことも難しくなりますよね。

人から見られることやそれに対してどう思われるかを怖いと感じてしまうためです。

実際にわたしも学校にいる時は笑うことができませんでした。ではどうやって笑顔を出していけばいいのでしょうか。

 

練習をしましょう・・・。

 

いまはインターネットの普及で「笑顔 作り方」と検索すると色々な画像や動画が出てきますので、どれか気に入ったものがあったら挑戦してみてくださいね。

 

わたしが普段から心掛けていることは、

✓口角をあげるように意識する

✓目元を細める(目じりを下げて涙袋を上にあげるイメージ)

 

このふたつを実践すれば「微笑んでいる」ように見えると思います。

真顔でいると「怒っているのかな?」「不機嫌なのかな?」と勘違いされてしまいがちですが、微笑んでいればそう思われる確率はぐんと減ると思います。

話しかけやすい雰囲気も自然と出てくると思いますし、そこから他人とのかかわりが生まれてくるかもしれません。

 

 

人と接する機会を作る

 

話すことや笑うことにはある程度の練習と慣れが大切だと思います。

そこで、接客業のアルバイトをお勧めしたいと思います。なぜかと言うと、接客業はある程度「決まった接客の型」があるので、その型を覚えて慣れてしまえば、コミュニケーションが苦手でも働けると思うからです。(もちろん臨機応変な対応が求められることもありますが)

 

私は大学生の4年間、ファーストフード店でアルバイト(接客業)をしていました。はじめは声が小さく笑顔もぎこちなく、緊張して、毎回ひどく疲れていました。ただ何回も繰り返し接客をこなしていくうちに自然と慣れていきました。色んなお客さんと関わることで、「社会には色んな性格の人がいる」ということも学びます。理不尽なことを言われて悲しかったり、はたまた感謝されて嬉しい気持ちになったり、色んな刺激になりますし、コミュニケーションの練習にはもってこいだと思います。この4年間の経験は、自分を成長させてくれたと思っています。

また、自分でお金を稼ぐことの大変さ、お金のありがたみも知ることが出来るので、いい人生経験にもなると思います。

 

無理に話そうとしない

 

ここまで書いておいて最後に何を言うんだ!と思われてしまいそうです。ごめんなさい。

これはマインドのお話です。場面緘黙をもつ人へお伝えしたいのは、無理に「話そう」としたり「話せないことは普通じゃないんだ」と自分を否定しないで欲しいなということです。なぜなら、話せないことはあなたのせいではありませんし、無理に話そうとすることで、余計に話せなくなってしまうからです。

 

もし自分の近くに場面緘黙をもつ子がいたら、「話す」ことを強要しないで欲しいなと思います。話せないことが悪いことなんだと認識してしまい、自分を否定してしまうことに繋がるかもしれません。また、繰り返しにはなりますが注目されること自体がその子にとっては辛く、負担になってしまいますので、あくまで見守る。困っていたらそっと手助けする。そうして「いつでも味方でいるからね」という姿勢や気持ちがが伝わったらいいのかなと思います。

 

 

 

まとめ

・好きなことや得意なことを見つける

・身なりを整えてみる

・笑顔の練習をする

・人と接する機会を作っていく

・無理に話そうとしない

 

まずは、自分のペースでゆっくり乗り越えていくことが大切かなと思います。

緘黙の子を支える周りの人は、その子が話せないことを責めるのではなく、温かく見守る。緘黙の子はいろんなことに対して敏感に物事を感じ取ってしまいます。「ここなら(この人になら)話しても大丈夫」とその子が思えるまで、焦らずゆっくり、前に進んでいけたらいいのかなと思います。

そうして少しずつでも話せるようになってきたら、今度は人と接する機会を作って練習していきましょう。

 

以上が5つの実践のお話でした。

ぜひどれかひとつでも参考になりましたら嬉しく思います。